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昨日早朝、千葉県外房の九十九里浜に行ってきた。12月5日(日)の激しい暴風雨のために、浜の砂が多量に吹き上げられて、新たに5〜10cmほども堆積していた。浜辺のきのこを観察に歩くと、すっぽりもぐってしまい、足跡が深い穴になって残るほどだった(a)。 定期的に観察していた一帯は無数の波頭を連ねたような砂の造形がみられ、植物の先端だけが顔をだしていた(b, c)。この一帯も歩くと厚くひび割れ、足跡は深い穴となる(d)。ケシボウズや腹菌類は完全に厚い砂の層の下になってしまった。10cmほど掘り下げるとケシボウズの老菌がかろうじて一本だけ見つかった。頭部は砂で押しつぶされていた。 あきらめて防風林に入ったが、ここも砂嵐が吹き荒れたらしく厚い砂に被われていた。マツカサキノコモドキ(e)もニセマツカサシメジ(f)もすっかり砂に被われていた。観察は不可能と分かった時点でもはやこれまでと、行程130kmを舞い戻り早い時間に帰宅した。 |
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