2004年12月23日()
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨日千葉県立中央博物館を訪問した。ここで日本きのこ図版の著者である青木 実氏の使っていた顕微鏡を再びじっくりと見てきた(a, c)。2月の雑記でも一度、青木氏の顕微鏡について触れたが(雑記2004.2.14)、昨日は実物を箱から出して撮影した(a, b)。
 Olympus製の簡素な単眼顕微鏡で、メカニカルステージもついていない。内蔵光源はなくミラーを使って外部反射光を利用するタイプである。青木氏はここに簡易光源(c)を置いて使っていた(b)。そのままでは外部光源を定位置に設置できないので、ゴムを削って穴に嵌め込んで使うように工夫されていた(d)。補助的に使用していたと思われる学習用顕微鏡(e)や、氏が使用していた一眼レフカメラはすっかり手あかにまみれ、よく使い込まれていたことを感じさせられた(f)。
 先日お会いしたときの氏の笑顔を思い出しながら、顕微鏡やカメラ、各種の文献類などを見ている内に時間は思いの外早く過ぎ去っていった。吹春先生ありがとうございました。  

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