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昨日は仲間三人で栃木県佐野市葛生(旧葛生町)の石灰岩地帯を歩いてきた。出発に先立って、石灰岩博物館(化石博物館)に寄って、石灰岩について勉強した。ここには葛生産出は無論、藤原岳産出やら伊吹山産出など、北海道から沖縄まで全国の石灰岩標本が展示されている。石灰岩にもいろいろな表情がある。きのこは全く成果無し。 所沢市の航空記念公園にも、ご多分に漏れず広範囲にウッドチップが撒かれている。その一画に、大きなキノコがいくつか遠目にも目立って出ていた。近寄ってみると大半は蹴飛ばされたり踏みつぶされていた。グロテスクで不気味な印象がそうさせるのだろうか。講習用の素材としていくつか持ち帰ってきた。 いずれもサケツバタケである(a〜e)。傘を開いて星形のツバをもった姿を見れば納得できる。しかし、中には乾燥で傘はブロック状にひび割れ色も白色のものがある(e)。これだけを単独に見せられたら途方にくれるかもしれない。胞子はいずれも同一である(f)。他にはきのこの姿は全くみられなかった。 |
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