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環境省 菌類絶滅危惧 要検討種のチェックを目的に日光を歩いてきた。今回の発生確認目標はツノシメジ、キヌオオフクロタケ、ヤチヒロヒダタケ、オドタケ、フサハリタケ、ザボンタケ、チョレイマイタケ、カバノアナタケ、ニカワウロコタケ、ホシアンズタケなどである。いずれも一度は日光でみているものだ。結論としては、昨日はツノシメジ(a〜c)、ニカワウロコタケ(d〜f)、ホシアンズタケ、カバノアナタケに出会うことができた。 標本として持ち帰ってきたのは、ツノシメジとニカワウロコタケだけだ。ツノシメジはやっと発生しはじめたばかりらしい。カンバの堅い樹皮を破ってでてくる。ニカワウロコタケが今の時期に発生しているとは思ってもいなかった。ニカワウロコタケはハルニレの老木や立ち枯れ、倒木などから発生する大型菌で、最盛期は9月後半である。 とりあえずこれらの両者とも国立科学博物館に標本として納めることになる。遠慮がちにごく一部だけを採取してきたので、自己検鏡用のサンプルはごくわずかしかない。 |
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