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少し前のことになるが、「あやしいきのこ」のgajinさんがブログ「顕微鏡日記 2005/09/06(火)」で、ミラーの代わりに高輝度白色LEDを使った照明のことにふれている。通販を利用して組立キットを購入して作る安価な方法が紹介されている。一見されたい。 たいていの学習顕微鏡は内蔵光源をもっていない。このため昔から、簡易照明装置が使われてきた。これはすぐに高熱となるので、プレパラートを放置しておくと、煮えてしまう。LEDなら試料が煮えることはないし、青色フィルターも不要で、とても明るい。 gajinさんの入手された単眼顕微鏡は、わが家のOlympus製品と同型である。パーツを購入して工作するのが最も安上がりである。1,000円もかからない。自信がなければLEDヘッドライトを使うとよい。バンドを捨て本体だけにして、簡易照明の位置に置くだけである。 LEDのヘッドライトはたいてい単四電池を3本使う。連続40〜100時間ほど使える。一般に明るすぎるので、紙なり不透明プラスチックでフィルタを作るとよい。簡易照明装置よりもはるかに鮮明な像が得られ、100V電源もいらない。 |
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