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久しぶりにドングリタケ属の胞子を覗いてみた。濃色で比較的大きな菌(a〜c)と、白っぽく小さな菌(d〜f)とを比べてみた。大きな方は径15mm、小さな方は径5mmほどである。両者の間に形態的な差は特にみられず、いずれも十分に成熟している。 外見とは裏腹に、大きな菌の胞子(a〜c)の方が、小さな菌の胞子(d〜f)よりやや小さめである。また、微疣についても、大きな菌のそれは明瞭で比較的大きそうだが、小さな菌の方は、非常に小さい。両者の違いは、よく観察すると対物40倍でも明瞭にわかる。弾糸にはさしたる差異は感じられなかった。より詳細な観察にはSEM(走査電顕)を使う必要がある。 |
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