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キクラゲ類の顕微鏡写真を「顕微鏡下の素顔」にアップするつもりで、過去のデータを調べてみて愕然とした。2004年8月以前の写真がほとんど残っていない。悪夢のハードディスククラッシュがよみがえってきた。折悪しく、バックアップ用の媒体もすべて破損ないし読み出し不能という、悪いことが重なったことを思い出した(雑記2004.8.1、同2004.8.11)。 このことがあってから後は、専門的に追っているテーマ、Tulostoma関連のデータなどは、複数の外付けUSBハードディスクなどに、更新の都度必ずバックアップをとっている。データ量が膨大になっているので、もはやDVDとかCD-R等への保存は全く行っていない。 原則として持ち帰ったキノコはすべて検鏡するが、撮影するのはそのうちのごくわずかである。キクラゲ類の顕微鏡写真をチェックしてみると、ヒダキクラゲ、ツブキクラゲ、フェムスジョウタケ、ムカシオオミダレタケ、オロシタケなどについては、一枚も残っていない。 「キノコのフォトアルバム」に掲載の610種については、すべてミクロの姿を参照できるようにするつもりだったのだが、これはかなわぬ夢となってしまった。掲載種の中には、今後再び出会うことはまずないだろう種がいくつも含まれている。悪夢の2004年8月、あらためてボチボチと基礎データの収集をやっていくしかあるまい。 |
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