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昨日、東京・埼玉・群馬県境周辺の石灰岩地を巡ってきた。終日雨だったので、撮影はなかなか思い通りにはいかなかった。レンズに水滴がついたりで、撮影した画像の80%ほどはそのままゴミ箱行きとなった。リュックの中も衣類もすっかりビショビショだった。 先月は全く出ていなかった場所で、ウロコケシボウズタケがでていた(a〜c)。頭部に雨粒があたると、尖った口から黄褐色の胞子を吹き出していた。このところ、海浜にもあまり出かけていないので、野外でケシボウズをみたのは実に久しぶりだった。 林道脇に多数のスジチャダイゴケが出ていた(d〜f)。暗い上に、保護色なのでなかなか分かりづらい。雨粒が茶碗の中に落ちると、碁石型のペリジオールが勢いよく飛び出していく。カップの中から次々と飛び出していく様は非常に興味深い。見ている間にもカップの中は空っぽになっていく(d)。若い菌は内部の壁も白く、上面は白い膜に覆われている(f)。 |
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