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去る5月20日群馬県水上町で4年ぶりにヒメキクラゲモドキと思える菌に出会った(a)。この仲間は胞子と担子器の検鏡をしない限り、ヒメキクラゲモドキであると断定するのは難かしい。現地で胞子紋をとり、帰路のサービスエリアで、簡易顕微用を用いて胞子と担子器を確認した(b)。今朝あらためて油浸100倍レンズを用いて、胞子(c)、子実層の担子器(d)、バラした担子器(e, f)などを確認した。ヒメキクラゲモドキとしてよさそうだ。 |
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同日、やはり5年ぶりにツブキクラゲらしき菌に出会った(g, h)。これも現地で胞子紋を採取して途中のサービスエリアで簡易顕微鏡を使って、胞子と担子器を確認した(c)。これも、今朝油浸100倍で、担子器とクランプを確認した(j〜l)。ツブキクラゲとしてよさそうだ。 とりあえず最低限の確認ができたので、これまで1週間以上、冷蔵庫に放置してあったヒメキクラゲモドキとツブキクラゲは廃棄した。冷蔵庫に残るきのこは、5月5日にいわき市で採集した大きなシャグマアミガサタケだけになった。 |
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