2007年8月6日(月)
 
一眼デジカメと顕微鏡 (5)
 
 8月4〜5日は京都で行われた日本蘚苔類学会に参加していたので、きのこはお休みだった。昨夕は京都のKさん、Sさん、兵庫のNさん、幼菌のM会長、事務局のMさんらと楽しいひとときを過ごすことができた。特に両Mさんには深夜までおつきあいいただいた。おかげさまで、暑い暑い京都の夜を楽しく過ごすことができました。皆さん、ありがとうございました。

 一眼デジカメを用いた顕微鏡画像には、コリメート法の場合に避けられなかった同心円状の影が出現しない。一番お手軽なのは、マイクロネット(株)の一眼アダプタの利用だろう。これはリレーレンズが一体となっている。ピント合わせはカメラのファインダーを使う。推奨デジカメはオリンパスのE-330で、ファインダーを使わずとも、可動式の液晶画面でリアルタイムにピント合わせができる。他の機種を使う場合には、アングルファインダー利用すればよい。

 カメラのマニュアルモードを使った撮影は、思いの外難しい。あらためてオート撮影のありがたさを痛感している。顕微鏡撮影は原点に戻って、コントローラのAUTOMATICを使った方法で進めることにした。ポイントは以下の3点の最適状態をみつけることだ。

(1) 50μmと100μm厚のスぺーサーを組み合わせピントの合う位置をみつける
(2) カメラ側の撮像感度とコントローラ側のASA感度のベストマッチをみつける
(3) 顕微鏡側の光量に見合った条件でのカメラ側のホワイトバランスの決定
 何といっても、顕微鏡写真を撮影できないと「今日の雑記」の更新も困難になる。悪あがきもすでに、2週間が経過している。そろそろ打ち止めにしたい。

日( )
HOME