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一昨日の土曜日、日光を歩いて多数のツノシメジに出会うことができた。ブナ科の倒木からも出ると聞くが、日光では、樹皮が木質部から浮き上がる程度に腐朽が進んだ、カンバの倒木にでる。希に立ち枯れにでることもある。ブナ科樹種からの発生はまだ見たことがない。数十株の子実体を多数撮影したが、そのうちから12枚ほどを並べてみた。 |
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今年の発生は、例年より10日ほど遅いようだ。樹皮を破って出てくる姿はとてもたくましい(a)。樹皮の下の幼菌は愛きょうのある姿をしている(b)。小さくても柄が太くてしっかりしたものは、大きく傘を開くようだ。大きなものでは、傘径15cmを超える。成長したものをみると、白色の柄に、褐色の分厚い毛むくじゃらのストッキングをはいたようなイメージがある(i)。老菌になると、柄も白色から帯褐色となり、傘の縁が反り上がる(k)。 | |||||||||||||
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