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オリンパスのVANOXは梱包用に各パーツにバラしたが、最後に記念撮影をしておくことにした。素材は、さる4月17日にいわき市で採取したフクロシトネタケの可能性が高い子嚢菌だ。持ち帰ったものは全くの未熟状態でほとんど子嚢ができていなかった(雑記2008.4.19)。 |
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この1ヶ月ほど、自宅で追培養をしていたが、最近になって胞子を放出するようになった。サイズも1.2倍ほどに成長した(b, c)。子実層を切り出すと(d)、明らかに子嚢胞子は成熟している(e)。子嚢先端は非アミロイド。油浸対物×100で、合焦位置を変えながら胞子を撮影して、それぞれを一枚に合成した(f, g)。子嚢胞子両端の嘴状突起と表面模様が特徴的だ(h, i)。 撮影には、VANOXの三眼部に3.3倍撮影用レンズを装着して、オリンパス純正の直筒(j)、OM−EOS変換アダプタ(k)、EOS Kiss Digital(l)を使った。これが最後の画像になる。 |
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