2008年5月23日(金) |
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たっぷり雨は降り気温も急上昇したので、ひょっとしたらキノコが多量に発生しているのではあるまいかと思って、昨日、所沢のウッドチップ散布地と川越の保護林を歩いてみた。所沢のウッドチップからはきのこは何も発生していなかった。川越ではいくつかのきのこが出ていた。
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ベニヒダタケらしききのこ(0, 1)、チャヒラタケ科の水っぽいきのこ(2, 3)、フミヅキタケらしいきのこ(4, 5)、ウスベニイタチタケのようにもみえるきのこ(6)、材上生の小さなキシメジ科と思われるきのこなどが見られた。圧倒的に多かったのは、イタチタケによく似たきのこで、材上、地上、落ち葉の間と広く発生していた(8〜11)。
以下にベニヒダタケの検鏡結果だけを掲載しておこう。柄に対するヒダの付き法は、この属に特有の湾生ないし離生(12)。ヒダの横断面は逆散開型(14)。シスチジアは薄膜(15, 16)。カサ表皮は菌糸がほぼ平行に走っている(17)。胞子は単純な姿をしている(13)。
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今朝は、昨日再度組み上げて顕微鏡撮影をしたVANOXを、再び各パーツに分解しそれぞれを梱包して、落札者に向けて送り出した。最も短命な顕微鏡だった。
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