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今日の講習で使うキノコを調達するため、昨日早朝狭山湖畔の野山北公園に行ってみた。意外なことにキノコの姿はとても少なかった。それでも1時間ほど歩くと、7〜10種類ほどの軟質菌を集めることができた。写真(0〜3)はそのうちの一部で、やたらに目立ったきのこだ。 |
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マツ混じりのコナラ林にはクロハツが出ていた(a, b)。現地では縦に切って、肉が赤変するところまで確認した(c)。帰宅してから、色の変化を再度確認すると、肉は黒変していた(d)。FeSO4、グアヤク、フェノール、KOHなどによる呈色反応もやってみたが、どうやらクロハツとしてよさそうだ。ところがこのクロハツ、胞子紋がほとんど落ちなかった(e)。
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とりあえずヒダを切り出して(f)、ヒダ先端をみると多数の縁シスチジアがある(g)。縁シスチジアだけをバラして、フロキシンで染めてみた(h)。ついで、傘表皮を切りだしてみた(i)。傘表皮を構成する菌糸は、黒い色素を帯びている(j)。それにしても蒸し暑い一日だった。 | |||||||||||
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