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腰痛がひどいため、土曜日の夜から外出もままならず、今日までほとんど室内でじっとしていた。外に出られないのは、辛く退屈そのものだ。手元に観察するようなきのこもないので、顕微鏡はもっぱらコケ観察専用となっている。もっとも近場にもきのこはないらしい。 6月以降に採取して放置したままになっているコケが20数点ある。これらのコケの観察が捗るはずなのだが、現実はほとんど片づいていない。椅子に座って実体鏡の下で薄片を作るという行為は、意外と腰に負担がかかるのだ。おまけに、体位の変更に時間がかかる。 左右の肘で上半身を支えないと作業できない。この状態で薄片を切り出すのは至難の業だ。腰痛による激痛のため、体を支えきれず、指先は怪我する、切片は厚くて不均一になる。こんな時こそ簡易ミクロトームだ。ところが、これまた、腰が重要なことをはじめて悟った。 住まいの周辺では、お盆の帰省で人影はずっと少なくなり、とても静かになった。とりあえずは、早くまともに動けるようになりたい。 |
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