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早朝埼玉県南部の雑木林を歩くと、いたるところで多くの種類のイグチの大量発生が続いていた。イグチ類は特に腐敗が速いので、採取はごく少数に押さえた。下記の画像は、管孔部・変色性・胞子などが異なるので、おそらくそれぞれ別のイグチだろう。連日の猛暑のため発生しても傷みが早く、採取から数時間も経過すれば、たちまち腐敗したりカビにやられてしまう。
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テングタケ属とベニタケ属、チチタケ属も相変わらず多数発生している。持ち帰っても時間的に観察は不可能なので、クロチチダマシとアイタケだけを採取した。それぞれのきのこは、一部を胞子紋採取用に切り出して、直ちに乾燥機にかけた。観察は乾燥標本からだ。 |
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