2010年3月18日(木)
 
カシタケが出てきた
 
 千葉県房総半島ではカシタケが出始めた。最盛期は1週間ほど先のようだが、すでにカサ径6cmほどに生育しやや乾燥気味になった個体もある(a)。落ち葉のふくらみを注意深く取り除いていくと、次々ときのこが出てきたが、多くはまだ若菌だ(b, c)。カサに落ち葉がこびりついて絵にならないきのこが多かった(d)。一方、紫モクレン樹下には菌核菌がでてきた(e, f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 例年の傾向だと、房総半島にカシタケがでて1週間ほどすると茨城県鹿島灘にも見られるようになる。その頃には神奈川県では最盛期を迎える。日向の斜面にはチャムクエタケモドキの仲間やら、束生するキシメジ科らしいきのこ達が多数出始めた。

日( )
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