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ここ数日自宅ベランダから富士山の姿がくっきりと見えていた。連日の猛暑に耐えかねて、昨日ついに富士山に逃げ出した。久しぶりにスバルラインを五合目に向けて走った。五合目駐車場からはるか手前で止められて、道路脇に作られた駐車場に駐めさせられた(a)。五合目登山口までは徒歩20〜30分。しかし、景観はすばらしく(b)、山頂も指呼の距離に見える(c)。
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十数年ぶりにお中道を歩いた。ベニタケ属、テングタケ属、クヌギタケ属のきのこが多数出ていることに驚いた。奥庭に向かうときのこの数と種類が増え、三合目付近ではさらにきのこが増えた。圧倒的に多いのはベニタケ属だった。バライロウラベニイロガワリ、ドクヤマドリ、ススケイグチ、ウラグロニガイグチ、イロガワリ、などイグチ類も15〜20種類ほど数えることができた。テングタケ属も10種類以上を数えた。驚いたのは既に多数のショウゲンジが出ていたことだ(d, e)。コケの絨毯に寝転んでまどろんでいると、下界の猛暑が嘘のようだった。 連日の猛暑でおかしくなっていたのだろう。現地で歩き始めて、コケの採取用具と富士山の地図を忘れてきたことに気づいた。GPSもなければ採取袋も不足気味だった。お目当てのコケは見つからず、やむなくきのこ30点、地衣類20点ほどを採取して帰宅した。コケは1点も持ち帰らなかった。こんなに沢山のきのこを持ち帰ったのは今年はじめてかもしれない。 |
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