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昨日、オドタケとニカワウロコタケを主たる目的として日光を歩いてきた。オドタケは2004年10月後半にミズナラ倒木で出会ったのが最後だった(雑記2004.10.23)。今年の猛暑で発生時期の予測がまったできなくなっていたが、ミズナラの巨木、立ち枯れ、倒木をじっくりと探索していった。最初に出会ったオドタケはハルニレ巨木の高いところに発生していた(a, b)。4mほどの長い枯れ枝を探して突っついてみたが、カサの一部が崩れ落ちるばかりだった。検鏡のため、分離培養のため、あるいはDNA採取のための標本は採取できても、学術標本にはなり得ない。
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かなり歩いたあと、太いミズナラの倒木の洞(ウロ)に立派なオドタケが発生しているのを見つけることができた(c, d)。なかばあきらめていた矢先のことだった。ふと近くのハルニレの立ち枯れをみると、ニカワウロコタケがついていた。ニカワウロコタケはこの日既に他所で採取していたが、この子実体が最も整った姿をしていた。こられのきのこは帰宅後すべて乾燥標本にした。 | |||||||
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