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新潟県柏崎原発近くの神社で、マツの倒木からミドリスギタケらしきキノコが多数出ていた。久しぶりに覗いてみるのもよかろうと思い、持ち帰っていた(a〜c)。日曜日に帰宅後直ぐに胞子紋だけをカバーグラスに採取し、きのこ本体は紙袋に容れたまま冷蔵庫に保管してあった。ツバはすでに全く見られず、カサ表皮にKOHを滴すと黒変した。 ヒダを切り出してみると(e)、子実層から子実下層にかけて、クリスタル状の結晶塊が幾つもある(f)。封入液をKOHに置き換えると、明褐色となって結晶もすべて消えた(g, h)。縁シスチジアはボーリングピンのような姿をしている(i, j)。 |
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担子器には4胞子をつけたものと2胞子だけをつけたものが混在し(k)、カサ表皮には細い菌糸が匍匐している(l)。ミドリスギタケを覗いたのは久しぶりだ(雑記2007.6.15)。 | |||||||||||||
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