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非力なノートパソコンの可能性を判断するために PhotoRuler と Inkscape をインストールして試してみた。PCは、2年前2万2千円で購入したASUSの小さなパソコンだ(a)。ハードディスクの代わりに16GBのSSDが装着された WindowsXP 機で、メモリは1GB、画面は1024x600ピクセル(b)。PhotoRuler や Minitica(古典ギリシア語入力) を使うには Microsoft .NET Framework 2.0が必要だが、XP には入っていない。まずは Windows Update でこれをインストールした。WindowsVista や Windows7 ではもともと入っているのでこの作業は不要となる。
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稼働確認が目的だったので、初期設定などは無視して PhotoRuler を動かしてみた(c)。短時間に多数の胞子などを計測・記録するには不可欠のアプリだ。GNU のドローソフト Inkscape は起動にこそ多少時間がかかったが、思いの外軽く動いた(d)。ペンツールを使うにはノートバッドではなく、USBマウスを外付けにして使った方が楽だ。 Minitica を起動するとキーボードからギリシア文字を入力できる。これを使って Word 上にスフィンクスという文字を入力してみた。これはとても軽くサクサク動く(e)。Inkscape が快調に動くので、同じ GNU のグラフィックソフト GIMP で画像処理をしてみた(f)。さすがにこれはあらゆる処理に時間がかかる。非力なPCによる画像処理はやはり現実的ではない。 |
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