2010年12月23日(木)
 
読み物はいったん棚上げ
 
 古典ギリシア語の学習には池田『古典ギリシア語入門』(1998 白水社)と荒木『CDエクスプレス 古典ギリシア語』(2003 白水社)を選んだが、いまだに両者とも第7〜8課あたりをウロウロしている。教科書として選んだのは、練習問題に解答例があり、文字が比較的大きいからだった(雑記2010.12.2)。いずれも解説が簡略過ぎるため、すぐに詳細な文法書が必要になった。
 それにしても、『Liddell and Scott's Greek-English Lexicon』 は刷版の摩耗によるのか、しばしば文字がかすれている。しかも文字が小さく一目ではアクセント記号の種類も分かりにくい。いちいち拡大鏡が必要だが、英語だけでなくラテン語訳も記されているのでありがたい。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 基礎学習と並行して読本を読み始めたものの、この20日間に読めたのはたった2ページ。文法書にはひとつの動詞について6ページにもわたる変化表が載っている。これらと首っ引きで動詞の基本形を見つけ出し、ようやく辞書にあたることができる。内容を味わうゆとりなどまったくない。ばかばかしいので逆引き辞書(変化形から基本形を引く)が欲しくなってきた。
 とりあえず、しばらくは読本は棚上げにして、前述教科書の修得だけに絞ることにした。でも、なんでこんなこと始めたんだろうか・・・???

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