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使用中の教科書のひとつ(a, b)に「本書の大部分はギリシア語の複雑な語形変化の修得にあてられている。読者は新しく学んだ変化を一つ一つそのつど確実に記憶するように勉めていただきたい」とある。ところが変化形の記憶にひどく難儀し、覚えたはずの単語は翌日にはすっかり忘れている。そこで、教科書を開くたびに前に戻ってやり直しとなる。 教科書の文法解説表現はすさまじく凝縮してあって、いくら眼光紙背に達するほど読んでも理解できない。高津春繁『ギリシア語文法』(c, d)にあたると新たな疑問が生じてくる。それを解決するため、結局は SMYTH 『GREEK GRAMMAR』(e, f)にあたる。ところが文法的な意味は理解できても、文意はいっこうにわからない。相変わらずこのパターンの繰り返し。 |
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古代ギリシアじゃ犬だってギリシア語で鳴いていた。だから極端に記憶力が悪くたって、何度も反復すれば覚えられないはずはない。そう思って続けてきて、最近ようやく統語論と文章論に入ることができた。ところが疑問点はますます増えてきた。そこで5月から大学で受講。あぁ〜、でもなんでこんなこと始めてしまったんだろう・・・(雑記2011.4.15)。 | |||||||
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