2011年5月14日()
 
電子辞書
 
 パソコンの中で辞書を引く場合たいていはPDIC Unicodeを使う(k, l)。ここには『CD版 菌学ラテン語と命名法』から羅英和と和英羅の辞書を登録してあるので、菌類文献を読んだりするのに不便はない。ところが外出先で辞書を引きたい場合はそうは行かない。
 5〜6年ほど前までは研究社『新リトル英和辞典』を常に持ち歩いていた。使い始めて既に40年を超えているのでかなりガタがきている(a)。2004年に小学館『SPED EOS』を購入してからはこれを持ち歩くようになった(b)。しかし新リトル英和に比較して分厚くボテっとして重い。
 そこで3〜4年前から携帯電子辞書を持ち歩くようになった。今使っているCASIOのEX-wordシリーズXD-SW9400(c, i, j)には、菌学ラテン語(d)や保育社『原色日本新菌類図鑑I, II』、同『日本蘚苔類図鑑』、平凡社『日本の野生植物 コケ』の3冊の内容も収録してある。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 小さくて軽いだけではなく文字のサイズもワンタッチで変更できるのはありがたい。保育社図鑑のクリイロイグチ属の解説(e, f)、ムラサキミズゴケの解説(g, h)を出してみた。
 ただ残念なことに、これらの収録テキスト類には、単語を検索するようなキーを付けられない。したがってもっぱらページめくりキーを何度も押して該当ページにたどり着くしかない。それでもやはり何冊もの図鑑類を持って歩くことに比べたら圧倒的に便利だ。

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