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古い分類でオニイグチ科におかれていたイグチの仲間の胞子はいずれも興味深い姿をみせてくれる。先日山梨県北杜市で採取した三種のきのこ、セイタカイグチ、クレナイセイタカイグチ(ヒゴノセイタカイグチ)、ベニイグチの胞子を覗いて遊んだ。 セイタカイグチはあえて以前撮影した画像を(a, b)、クレナイセイタカイグチは持ち帰った標本が腐敗してしまったので2006年の画像だ(c, d)。ベニイグチは今回撮影した画像(e, f)。いずれも胞子表面(a, c, e)、胞子輪郭部(b, d, f)に合焦したもの。 |
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同定や確認が目的のときは、胞子を油浸100倍レンズで覗いても、撮影したりスケッチすることはあまりしない。しかし撮影して画像として残しておくと、後日比較したり確認することができて便利だ。プレパラートは処分しても画像は残しておくのがよさそうだ。 | |||||||
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