2012年3月15日(木)
 
南相馬市の石灰岩地へ
 
 南相馬市のダム下流に位置する石灰岩地に行ってきた。国道399号線を経由して大きく迂回して入ることになった。昨夜から先日採取したチャムクエタケモドキを伏せておいたところ、たっぷりと胞子紋が落ちていたので(a, b)、出発前に念のために胞子を確認した(c)。
 福島県にはあぶくま洞の周辺以外には石灰岩地が意外と少ない。今日行ってみたのは南相馬市の真野ダムの直下にある立石大穴鍾乳洞の一帯に広がる石灰岩地だ(d, e)。まだ雪が多くて、石灰岩性のきのこやコケの観察はできなかった。
 真野ダムには落石などのため近づくのに難儀したが、何とか鍾乳洞への案内板のある所までたどり着けた(d, e)。今日も放射線の線量計をもって随所で計測した(f)。この場所に近づくのに、国道399号線を使ったが、途中浪江町赤宇木付近では、高い放射線量を示していた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
[参考] 国道399号線及び真野ダム周辺などで計測した今日の数値の一部:
 いわき市国道399峠道 N 37.21309, E 140.85281, alt 650; 1m値 0.45μSv/h, 地表値 0.85μSv/h
 川内村イワナの郷近く  N 37.26196, E 140.83667, alt 550; 1m値 0.40μSv/h, 地表値 0.64μSv/h
 浪江町国道399途中  N 37.60160, E 140.75342, alt 580; 1m値 20.5μSv/h, 地表値 32.0μSv/h
 南相馬市真野ダム近く N 37.71622, E 140,83937, alt 107; 1m値 1.17μSv/h, 地表値 2.4μSv/h

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