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いわき市に転居してから、広い庭にはいくつものキノコが出ては消えていった。切り株や腐朽木からはMycena(クヌギタケ属)、Auricularia(キクラゲ属)、Xeromphalina(ヒメカバイロタケ属)、地表からはParasola(ヒメヒガサヒトヨタケ属)、Galerina(ケコガサタケ属)などが見られた。 今朝は草刈りをしていると、ムジナタケ(a〜e)、ハタケキノコ(f〜j)が散生していることに気づいた。カサ表皮からだけでは子実層がヒダなのか管孔なのか、あるいはツバの有無など、わからないことがある。ふだん野外でキノコを観察する場合、ポケットミラー(小さな鏡)でカサ裏などを確認してから、撮影したり採取するか決めている(b, c; g, h)。 |
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数分間ミラーを放置しておいたら、鏡の表面にはムジナタケの胞子紋がうっすらと膜を作っていた。ハタケキノコの方はというと、数分間では胞子の薄膜はできなかった。 | |||||||||||
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