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日光に行ってきた。今年は春が遅く、ヤマザクラがようやく開花を迎えはじめていた。モミの林ではシャグマアミガサタケが多数発生していた(a〜c)。例年ならばゴールデンウイークの頃に最盛期を迎えるのだが、今年は1週間から10日ほど遅い。オオシャグマタケは全般的にまだ未熟で小さな子実体が大部分だった(d〜f)。オオシャグマタケはこれまでカラ松林によく見られたが、今年はカンバの腐朽木やその周辺によく出ていた(f)。 5月3日の大雨以降、降雨が非常に少なかったせいか、タモギタケがすっかり乾燥して淡褐色になっていた(g, h)。全般的にはまだ大部分が小さな幼菌だ(i)。中禅寺湖畔の小さな池では今年も蚕の繭のような形をしたクロサンショウウオの卵のうが見られた(l)。 市街地近くではちょうどキツネノワンとキツネノヤリタケがよく発生していたが、なぜか今年の子実体はいずれも非常に小さい(j, k)。キツネノヤリタケは5〜15mmほどのものばかりだった。 |
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