2012年6月26日(火) |
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近くの公園に御禁制品のPsilocybe(シビレタケ属)と思われるきのこが出ていた。持ち帰ることはできないので、現地で白い紙の上に載せて撮影した。その後、車搭載の簡易顕微鏡で簡単な観察をしてから、発生していた元の場所に放置した。まともな記録は取らなかった。
ヒダの縁を見ると小さな縁シスチジアがありそうだ(g)。しかしヒダ切片を作ってもシスチジアの様子ははっきりしなかった(h)。ヒダの側にもやはり小さなシスチジアがある(i)。シスチジアと担子器はほぼ同じ大きさだ(j)。かさ表皮は比較的短い菌糸が平行ないし匍匐気味に走っている(k)。菌糸にはクランプがある。いずれにせよ標本を伴わない観察記録にはほとんど価値がない。
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(a) |
(b) |
(c) |
(d) |
(e) |
(f) |
(g) |
(h) |
(i) |
(j) |
(k) |
(l) |
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[解体作業覚え]
地震で壊れた建物の解体作業もだいぶ先が見えてきた。昨日からは基礎部分の撤去も始まった。2週間ほど前と比較すると(m)、土蔵(n)、納屋(o)、西側二階建て部分(p)がなくなり母屋だけになった(q)。すべての作業が終了するのはまだ1週間ほど先だという。
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重機のキャタピラと産廃トラックのタイヤで、庭の花や畑は広範囲に踏みつけられ、すっかりデコボコになってしまった。業者はその日の作業を終えると、機器類を放置して帰る。玄関前に産廃車が、勝手口前に重機が、立ちふさがる光景はあまり気分のよいものではない。
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