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どこに行ってもカラカラに乾燥した天候のためか、きのこの姿が全く見られない。そこで、湿度の高そうな那須北部で分水嶺西側に位置する下郷村の山に行ってみた。ブナやマツ、ヤマザクラやカンバの混じったミズナラ林には多種多量のきのこが出ていた。 特に多かったのがチチタケ。道路脇には栃木県ナンバーの車が数台停車し、何人もの人が目の色を変えて「チダケ」を探していた。放射能怖さは消えたのだろうか。きのこ狩りのつもりは全くなかったのだが、結果として数十本のチダケを持ち帰ってきた。 |
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かなりの頻度で発生していたのは、タマゴタケ(a)、ツルタケ(b)、カバイロツルタケ(c)、シロオニタケ?の幼菌(d)、アメリカウラベニイロガワリ(e, f)、ツチカブリ(g, h)、ケシロハツ(i, j)、ケシロハツモドキ(k, l)。ベニタケ類は数種類が見られたが撮影や採取はしなかった。 観音沼の周辺ではほとんどきのこの姿は見られなかった。また、土湯峠の周辺でもきのこはとても少なく、湿地が原野になっていたが、ミズゴケの中から数種類のきのこが出ていた。会津地方や福島市の周辺は猛烈に暑かったが、いわき市に戻ると涼しかった。 |
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