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磐梯吾妻スカイラインの湿原地帯周辺では、例年ならば今頃は多くの種類のきのこが多数でているのだが、今年はかなり様子が違う。湿原のミズゴケからはいまだにタマテングノメシガイ(a)、キミズゴケノハナ(b)、ミズゴケタケ(c)などがみられる。湿原脇の遊歩道の道脇にはまだ出始めたばかりのセンニンタケがいくつも見られたが(f)、小さなままカビに犯されたり、成長できずに腐ったものが圧倒的に多かった。ヤギタケ(d)やフウセンタケ属(e)も見られた。
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土湯峠の周辺ではひさしぶりに大きなカバノアナタケの菌核にであった(g, h)。周辺の森ではシロオニタケ(i)やスギヒラタケ(j)、カバイロツルタケ、ヒメコナカブリツルタケ、フクロツルタケ、テングタケがよく見られた。イグチ類はニガイグチモドキやウラグロニガイグチが多かったが、多くは白色系から黄色系のカビに犯されていた(k, l)。 | |||||||||||||
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