2012年9月26日(水) |
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今年は、じつによくシロテングタケに出会う(a〜f)。埼玉時代にはそう頻繁に出会えるキノコではなかった。2008年はやはりシロテングタケの当たり年で、あちこちでよく出会った。
このキノコ、テングタケ属の中では変わり者だ。ツボの破片を残したカサはヌルヌルし、柄に触れると白い粉にまみれてしまう。たいていはカサの縁にツバの破片が垂れ下がって残るが(a)、雨の後などはきれいさっぱり無くなってしまう(b)。幼菌を見ていると、真っ白なカサがこの下にあるとはとても思えない(c)。柄の基部は、しばしば棍棒状に長く地中に伸びている。
胞子はアミロイド(g)。ヒダ断面を切り出してみると(h)、子実層托実質が逆散開型であることがよくわかる(i)。カサを薄切りにして縦断面を見ると、表皮の部分には楕円形やら類球形の細胞がころがっている(k)。これはヒダの先端(縁)にも見られ、ツバの部分の組織と同様の形をしている。その下にはゼラチン状の組織があり、どこまでが表皮細胞なのか分かりにくい(j)。担子器はかなり大きく、対物油浸100倍(l)にせずとも十分よくわかる。
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(a) |
(b) |
(c) |
(d) |
(e) |
(f) |
(g) |
(h) |
(i) |
(j) |
(k) |
(l) |
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am4:20、今朝はこれから一般道を走って会津地方の昭和村へ向かう。今度の週末に新潟フォーレに向かう経路も、昭和村まではこれからの行程と同じコースとなる。
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