|
|||||||||||
今週末の実習に向けて子嚢菌を求めて60〜70kmほど離れたブナ林に行ってきた。ムラサキゴムタケの仲間(a)、アラゲコベニチャワンタケの仲間(b)、チャワンタケの仲間(c)、カバイロチャワンタケの仲間(d)、やたらに大きなチャワンタケの仲間(e)などを得ることができた。 まさか11月にヒメスギタケに出会うとは思わなかった(f)。ブナ林ではムキタケ(g)があちこちで見られた。ヌメリスギタケモドキ(h)、ツキヨタケ(i)、ウスキブナノミタケ(j)などにも出会った。チャナメツムタケは非常に少なかった。途中のカラ松林ではキヌメリガサも出ていた。 |
|||||||||||
|
|||||||||||
いわき市の南東部から楢葉町までの浜通りでは、広葉樹林も針葉樹林も林床がすっかり乾燥していて、きのこの姿はほとんど見られなくなってきた。アカツムタケやチャツムタケはあるが、子嚢菌はニクアツベニサラタケ、ベニチャワンタケモドキがごくわずかに見られるばかり。その点、ブナ林の高い保水性が子嚢菌の棲息環境を保っていたようだ。 | |||||||||||
HOME |