2013年2月27日(水)
 
六年半ぶりの Linux
 
 昨日ふと庭の梅を見上げると、たったひとつだけれど白い花が開花していた。先週堅かったつぼみはここ数日の間にずいぶん大きくなった。今週末には沢山の花を見られそうだ。先々週あたりから活発になった [春(?)の田起こし] も一段落したようだ。
 
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 先日久しぶりに秋葉原のヨドバシカメラに寄った。雑誌『日経Linux』が平積みされていた。Linuxから離れて6〜7年になるが、懐かしくなって手に取った。UNIX系OSは安定性で定評があり多くのサーバーでは昔も今もUNIX系OSを使っている。なかでもLinuxは最も広く使われている。当時は自宅でもサーバーとしてシェルのコマンドライン主体に使っていた(雑記2006.8.12)。
 しかしLinuxのGUI環境はお世辞にもよいとは言えなかったので、日常はMacintoshかWindowsだった。仕事柄両者が必要だったからだが、Photoshopなど高価なソフトをOS毎に維持する経済的負担は大きかった。仕事を辞めるとすぐにMacintoshを棄てた(同2008.4.23)。
 サブパソコンにUbuntu Linuxを導入してみた。この6〜7年の間にデスクトップ環境は激変していた。USB機器やDVDの取り外しはむろん、ほとんどの操作がマウスとショートカットキーだけでできる。Windows同様にシェルの扱いなど知らなくても楽に操作できる。ブラウザやメーラーはよりどりみどり。HPとCANONのプリンタとスキャナーも問題なく使えた。Lible OfficeはMS Officeと高い互換性をもち、画像処理ソフトのGimpやInkscapeはWindows版より安定して使えた。
 ただ日本語入力ソフトはお粗末で、テキストファイルからの一括登録もできない。そこで、あきらめて有料のAtok X3 for Linuxを導入した。菌類や蘚苔類等の学名16,000語ほどを記したテキストファイルからも楽に登録できた。WindowsVistaと比較して動きは軽快だ。
 わが家のサブマシンはLinuxのディストリビューションを主体に使っていくことになりそうだ。

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