2013年5月30日(木) |
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昨日は午後からずっと雨。今朝も霧雨が降っていた。ふと庭の隅の斜面をみるとフミヅキタケ属のきのこがいくつか出ていた(a〜d)。幼菌には軽いヌメリがある。柄にツバはなく内部は中空だ(e)。数分間で黄土色の胞子紋が落ちた。胞子には発芽孔がある(f)。
ヒダを寝かせて縁を見てもよくわからなかったが(g)、倍率を上げてコンデンサ絞りをやや強めに締めると縁シスチジアが多数ある(h)。そこでヒダの断面を切り出してみた(i)。どうやら側シスチジアはなさそうだ。ヒダの縁付近を少しつまみ出し、フロキシンで染めてKOHでバラしてみた。縁シスチジア(j)、担子器(k)等がよく分かる。ベーサルクランプを持った担子器もある。カサ表皮は菌糸がゴチャゴチャしていてよく分からない(l)。ハタケキノコらしい。
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 (a) |
 (b) |
 (c) |
 (d) |
 (e) |
 (f) |
 (g) |
 (h) |
 (i) |
 (j) |
 (k) |
 (l) |
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傷んだサツマイモを五つに切って庭に放り出しておいた。これまでの例だと、すぐに狸が持ち去ってしまうのだが、今回は少し違っていた。二切れが消えていたが、10m程離れた場所にひとつ転がっていた。狸も傷んだサツマイモは食わないのだろうか。
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