2013年10月6日()
 
ナラタケ寄生で団子状
 
 タマウラベニタケ(玉裏紅茸)は変なきのこだ。ナラタケ菌に寄生されると団子状になるという。ヒダは淡い紅色で垂生、柄には明瞭な縦スジがある。これまでの経験では、寄生するナラタケ類は圧倒的にヤワナラタケが多く、ヤチナラタケやナラタケ、キツブナラタケがこれに次ぐようだ。オニナラタケやナラタケモドキ、クロゲナラタケ、ナラタケモドキに寄生されたケースには出会ったことがない。タマウラベニタケは、やや暗くて湿り気の多い場所に出ることが多い。
 顕微鏡で見ても、これといった特徴はない。胞子を見れば一目でイッポンシメジ属であることは分かる(g)。ヒダにはシスチジアなどはなく(h, i)、カサ表皮も菌糸が平行気味に匍匐しているだけで(k)、おもしろみはない。担子器の基部にはクランプをもったものが多い(l)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 今後のわが家の車となるプリウスが昨日やってきた。いわゆるオートマ車のシフトレバーとあまりにも違うので一瞬戸惑った。とりあえずイエローハットでETC装置のセットアップを完了した。

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