2014年5月2日(金) カタクリの大群落とキツネノヤリ
 朝、二本松市のスキー場のゲレンデを散歩した。残雪の残るスキー場のすべての斜面にカタクリが大群落をなして紫の絨毯を織りなしていた。幅30〜40m、総延長1500mほどの複数の斜面がすっかりカタクリに占拠されていた。上部の残雪の残る部分ではまだ小さな蕾をつけ、下部では最盛期を終えややしおれた花が一面に広がっていた(雑記2013.5.5)。
 一部ではショウジョウバカマと混生していた。カタクリの花は1平方メートルに80〜150株ほど見られたので、延べ45,000平方メートルの斜面では100万株以上発生していると推定された。花を踏みつけにせずに歩くことは今年も不可能だった。
 スキー場で1時間半はどたっぷりとカタクリを堪能した。ゲレンデを仕切る樹林の下もカタクリだらけだった。この90分間に出会ったのはたった一人の登山者だけだった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昼過ぎに帰宅して庭の桑樹下をみると、キツネノヤリタケがでていた。いわき市に転居して初めてのキツネノヤリとなった。


日( )
HOME