家のすぐ裏で虫草探し | |||||||
庭脇の小川を上流に遡って虫草探しをした。といっても短い沢なので、家の庭脇から1〜2kmも進めば流れは消えてしまう。往路は水流のすぐわきを歩いて進んだ。二年半ほど前に家の庭でヤンマタケが見つかっているのだから、きっとまた見つかるに違いないと思った。ところがヤンマタケはおろか気生の虫草は何一つ見つけられなかった。 斜面で地中から小さな白色の髪飾りのようなものを見つけた。掘ってみると長い柄の先からは甲虫の幼虫と思しき六脚の芋虫が出てきた(d, f)。虫草自体は未成熟のようにもアナモルフのようにも見えるが(e)、とりあえず追培養してみることにした。 帰路は水流脇ではなく沢沿いの小径を降りた。途中でカメムシタケがいくつも出ていた(a)。虫体から柄を三本伸ばしているものもあった。しかし、頭部が成熟したものは少なく(b)、多くが未成熟だった(c)。この虫草のミクロの姿は何度も見ているが、一応追培養してみることにした。 |
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ふだん静かな集落に子供の声が賑やかだ。多くの家で子連の家族が帰省しているからだろう。こういった光景は盆暮れにしか見られない。稲穂もずいぶん大きくなってきた。 | |||||||
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