2014年11月6日(木) |
ついに耐えられなくなった: WRAYMERのカメラ |
昨年7月始め頃からレイマーの顕微鏡撮影専用カメラWRAYCAMを使ってきたが(g, h)、元のシステムに戻すことにした。レイマーのカメラは、撮影の安易さやシステム構成の簡潔さなどで大きなメリットがある。画質に関してはそんなものと受け止めこの一年数ヶ月使ってきたが、走査線の写り込みにとうとう耐えきれなくなった。
走査線の写り込みによる横縞の発生はPhotoshopなどの画像処理ソフトを用いて消すことはできるが、一枚一枚にとても時間がかかる。そんなことに時間をかけることがバカバカしい。横縞は対物油浸100倍レンズでは目立ちにくいが、対物40倍レンズまでの倍率ではよく目立つ(a〜f)。横縞ちらつきの程度は交流電源の安定度やディスプレイとの相性もあるのかもしれない。
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(a) |
(b) |
(c) |
(d) |
(e) |
(f) |
(g) |
(h) |
(i) |
(j) |
(k) |
(l) |
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当面は手持ちの旧型一眼レフCanon Kiss X2をメインに(j)、Olympus E-410をサブに使うことにした(i)。EOS Utilityでライブビューモードを使う場合、X2ではミラーアップもシャッターの制御もできないが(k, l)、今現在は精神衛生上こちらの方が自分には好ましい。
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