2014年12月14日() スナヤマチャワンタケがひとつ
 先日いわき市南部の海浜の様子を確認してきたが(雑記2014.12.11)、昨日はそこからさらに南下して北茨城市の北部、平潟漁港周辺の神社林までを探索してみた。
 勿来海水浴場は2011年の震災で大きな被害を被ったが現在はすっかり復旧している。この海水浴場に続く浜の北端までは先日出向いたが、巨大堤防の工事が行われている(a)。そこからやや南、ちょうど福島県と茨城県の県境近く(b)の浜にはわずかながら植生が残っている(c, d)。環境としてはケシボウズタケ属やドングリタケ属がでてもおかしくない。
 じっくりと目配りをしながら浜を歩いてみた。たったひとつだけだけだがスナヤマチャワンタケに出会った(e)。周辺にはコウボウムギやらハマニンニクがわずかに生えている。この浜から少しばかり南下するともはや砂浜はなく、津波で壊れた民家が残り、低い堤防が続いていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 今日は午後から、集会場としても使われている集落の寺できのこの話をすることになっている。カーテンや白い壁面などがないので、プロジェクタからの画像がどうなることやら。


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