2015年6月13日() 庭に出たナヨタケ属のきのこ
 数日前に庭の一角にナヨタケ属らしききのこが出ているのに気づいた。当初はどうでもよいと思って放置していたのだが、このところ近所にきのこがほとんどない。そこで、最盛期をすぎたこのきのこ(a〜d)を持ち込んで検鏡して遊んだ。
 胞子には発芽孔があるが(e)、濃硫酸で封入するとより明瞭にわかる(f)。カサの一部を実体鏡下においてヒダを5〜6枚一緒に切り出した。そのうちからヒダ先端のシスチジアがよく分かるものを選んで撮影した(g〜j)。担子器(k)、ひだ実質のクランプ(l)なども見て楽しんだ。それにしても、この仲間のきのこはヒダがすぐにペチャンコになってしまい、切り出しが難しい。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)


日( )
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