2015年8月2日() 名水百選尚仁沢湧水への遊歩道
 栃木県塩谷町の尚仁沢(しょうじんざわ)湧水は全国の「名水百選」の中でも別格の特別な湧水だ。自宅からは30Kmと近いので昨日早朝行ってみた。およそ40分ほど走ると遊歩道入り口の標識のすぐ脇に乗用車20〜30台ほど駐められるトイレ付きの駐車場がある(a, b)。
 早朝にもかかわらず、7〜8台の首都圏からの車を含め14台ほどいた。駐車場から湧水まではゆっくり歩いても30分ほど。舗装道路を少し歩くと「湧水まで800m」の標識が現れ、その先は清流に沿った気持ちのよい小径が続く(c, d)。次第に小さな流れが多数合流するようになると湧水群が現れ、標識がその一画に立つ(e)。湧水は複数箇所から突如湧き出ている(f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 短い舗装路を終えて土の小径を歩き出すと、すぐにサケツバタケ(g, h)とキツネノカラカサ(i)、明るい色のチチタケ(j)が迎えてくれた。主目的は湧水探勝だったが、あまりにも多種多様のきのこが出ているので一向に進まず、たかだか800m進むのに2時間半ほどかかってしまった。
 以下遊歩道で出会ったきのこの一部だ。ミドリニガイグチ(m, n)、オオミノミミブサタケ(o, p)、スミゾメヤマイグチ(q, r)。この他に30〜40種の大型菌にであったが、それらについては明日ないし明後日以降の雑記で取り上げることにする。
 
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 あまりにも多くのきのこがいたる所に発生していてなかなか先に進めないという経験は実に久しぶりのことだ。20年以上前に下北半島の奥薬研温泉近くで同様な経験をしたが、それ以降長い間味わったことはなかった。とても充実した2時間半だったが、後が大変だった。
 夜は大谷川畔で行われた「日光夏の花火」大会に行って身近で花火を楽しんだ。すべての打ち上げが終わる前に、急がば回れ方式で渋滞を避けながら帰宅した。


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