2015年11月11日(水) |
ウスバシハイタケ(Trichaptum fuscoviolaceum) |
日光市の憾満ガ淵遊歩道でモミの倒木に着いていた半背着生のきのこを持ち帰った(a〜d)。子実層は薄歯状で心持ち放射状に並んでいる(b, f)。胞子は非アミロイド。二菌糸型(m)で原菌糸にはクランプがある(n)。シスチジアの先端には結晶がみられるが(o)、KOHで封入すると結晶は解けてしまい(p)、5分ほど放置するとすっかり消えてしまった。担子小柄は見つけられなかったが、担子器らしきものを捉えてみた(q, r)。種の記載が目的ではないので、ここでは詳細は記さない。シハイタケなのかウスバシハイタケなのか迷ったが、宿主がモミであり、子実層が放射状に並んでいるように見えるので、ウスバシハイタケ(T. fuscoviolaceum)とした。
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 (a) |
 (b) |
 (c) |
 (d) |
 (e) |
 (f) |
 (g) |
 (h) |
 (i) |
 (j) |
 (k) |
 (l) |
 (m) |
 (n) |
 (o) |
 (p) |
 (q) |
 (r) |
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(a, b; c, d) 子実体、(e) カサ上面、(f) 子実層托、(g) カサの毛、(h) 子実層托、(i) 断面、(j) 胞子:水、(k) 胞子:メルツァー、(l) 胞子:フロキシン、(m) 菌糸型、(n) 原菌糸、(o) シスチジア:水、(p) シスチジア:KOH、(q, r) 担子器など? |
干柿全滅はあまりにも悔しいので、再挑戦することにした。昨日鹿沼市の農産物直売所で新たに渋柿を少しだけ購入して再び吊るした。いわき市では毎年上手くできていたのだから・・・
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