ダイダイタケのようにも見えたが・・・ | |||||||||||||
宇都宮市の都市公園でタバコウロコタケ科のきのこが目に入った(a, b)。ちょっと見たところダイダイタケに似ていた。広葉樹の倒木からでていて、カサの縁が明るい黄色で表面には細かなビロード状の毛が密集している(g, h)。しかしカサの中央付近はネンドタケを思わせる。 孔口は4〜6個/1mm、菌糸構造は一菌糸型のようだ。剛毛体が多数見られる(k, l)。すでに半ばミイラ化しているらしく、どこを探しても胞子は見つからなかった。肉眼的にはダイダイタケのようにも見えるが、きのこの断面を見ると違っていた。カサ肉の色が全体的に暗色であること、上下二層の暗色の境界層がないことなどからダイダイタケではない。ネンドタケとしてよさそうだ。 |
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昨日は異常に暖かい一日だった。日中散歩をしていて汗をかいたが、夕方から冷たい風が強くなった。今朝は昨日よりは気温が低いがまだ本格的な12月の寒さではない。 | |||||||||||||
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