2015年12月21日(月) |
ニクウスバタケ:菌糸型がよくわからない |
雨降りの翌日など宇都宮市の都市公園を歩くとあちこちでニクウスバタケがよく目立つ(a〜c)。先日も一部を持ち帰って放置していたところ、すっかり乾燥して丸まってしまった(d)。子実層托面の薄歯は長さが2mm前後ある(f)。薄歯の先の方を薄切りにしようと試みたが、上手く切れなかった(g)。したがって、子実層面もはっきりしない(h)。菌糸のタイプは三菌糸型と思えるが(i)、結合菌糸の分岐が意外と少ない(k)。原菌糸にはクランプがある(j)。子実層には大きな薄膜のシスチジア様のものが見られる(l)。
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(a) |
(b) |
(c) |
(d) |
(e) |
(f) |
(g) |
(h) |
(i) |
(j) |
(k) |
(l) |
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[終日快晴のよく冷えた日:朝の散歩]
マスコミによれば昨日の朝はこの冬最も冷えたという。さらに朝から雲一つなく自宅近くの道からは終日女峰山(m)と男体山を仰ぐことができた。散歩道では高さ(深さ?)12cmを超える霜柱が壮観だった(n)。寒さの厳しい日光でもイノシシの被害がひどくなっているという。自宅の周辺でも各所に檻(o)や罠が仕掛けてあり、電気柵も広範囲に使われている。
散歩途中で出会ったきのこといえば、エノキタケ(p)、ヤケイロタケ(q)、カミウロコタケ(r)、カワラタケ、アラゲカワラタケ、カイガラタケ、シハイタケ、チャカイガラタケなどだった。
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