2016年6月10日(金) 奥日光でもきのこほとんどなし
 おそらく雨不足のためだろう、奥日光でもきのこの姿が非常に少ない。昨日かろうじて出会えたのはタモギタケ(a)、ヒラタケ(c)、マスタケ(e)くらいだった。そのタモギタケは車道脇の立ち枯れのハルニレ樹上に出ていた(b)。ヒラタケは草むらの材に出ていた(d)。マスタケは早くもバクサレはじめていた(f)。ヒロメノトガリアミガサタケはすでに干からびていた(g, h)。
 昼前に戦場ヶ原を降りた。東照宮脇の白糸の滝周辺で柄の長いきのこに出会った。たぶん広義のツエタケの仲間なのだろうが胞子はまったくできていなかった(i, j)。さらに、これまで成長を続けていたミヤマトンビマイはカビに侵されて傷み始めていた(l)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 奥日光の西ノ湖はますます水位が低くなり、湖底の大半が露出して「湖」ならぬ「水溜り」になってしまった(k)。この「水溜り」の面積は例年の「西ノ湖」1/10にも満たない。


日( )
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