2016年8月1日(月) 鬼怒川上流四ダム見学会
 7月21〜31日は「森と湖に親しむ旬間」で、最終日の31日(日)は鬼怒川上流にある四つのダムの見学会が行われた。各ダムは年代も形式も規模も異なり、五十里ダムはできてから60年、川俣ダムは50年、川治ダムは33年、湯西川ダムはできてからまだ4年。
 朝8:40頃に五十里ダムに到着した。予定時刻前だったが見学できることになり、ヘルメットを被りエレベータに乗った。ふだん入ることのできない堤体内(監査廊)を歩き(b)、ダムの中間部から外に出たり底に降りたり、放流ゲート操作棟の内部などを見学できた(a〜c)。外気温は摂氏28度あり暑かったが、堤体内部は摂氏14度、湿度90%で寒いくらいだった。
 重力式ダムの五十里ダムや湯西川ダム(g〜i)に対して、川治ダム(d〜f)はアーチ式ダムで曲線が美しい。湯西川ダムは新しいだけあって設備や構造が最新式だった。ダムカレーのライスにはその形が反映されている。夏休み中の日曜日とあって、ダム見学を目的に首都圏からも多くのクルマがやってきていて、ふだんは静かなダム界隈がとても賑わっていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 四つのダムのうち川俣ダムには行かず湯西川ダムから安が森キャンプ場に向かった。ダム湖の水位はふだんより15〜18mほど低く(j)、湖底に沈んだ旧道や森の跡が無残な姿を晒していた(k)。安が森林道は相変わらず不通のまま。キャンプ場周辺はすっかり乾燥していて、きのこの姿はほとんど見られなかった。ここでUターンしてすごすご戻って自宅で昼食をとった(l)。


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