2016年10月4日(火) |
『Micro Graphic きのこ解体図譜』予約開始 |
きのこの分類や分布に関心のある方には是非とも手元に一冊備えておくべき文献がまたひとつ世に出ることになった。竹橋誠司・睦子著『Micro Graphic きのこ解体図譜』だ。限定出版で予約申し込み期限は10月末日となっている(A)。きのこ416種が例示(B)のように詳細に記載され、非常に貴重な記録であるとともに、きのこの同定には不可欠な文献といえる。申込の締め切りは今月末。詳細はデモ用チラシ(PDFファイル)あるいは画像(A)を参照されたい。
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(A) |
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(B) |
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[紅葉の始まった亜高山帯にて]
日光でも標高の高いところではでは既に紅葉がかなり進んでいる(a)。昨日の朝、標高1840mの金精トンネルを越えて、群馬県片品村に入り亜高山帯の針葉樹林を散策した(b)。
夏のきのこはほとんど姿を消して、ハナイグチ(c)、スギヒラタケ(d)、チャナメツムタケ(g, h)などが多数出ていた。クリイロイグチ(i,j)、クロチチタケ(k, l)も見られた。さらに低地でも見られるが、アオゾメタケ(e)やカベンタケモドキ(f)も数ヶ所で群れていた。
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(a) |
(b) |
(c) |
(d) |
(e) |
(f) |
(g) |
(h) |
(i) |
(j) |
(k) |
(l) |
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