2017年3月21日(火) 足尾銅山観光で坑道観光:日光市民の日
 昨日は日光市民の日で市営施設が無料だったので、日足トンネルを越えて足尾銅山観光の坑道観光を楽しんできた。トロッコ電車に乗って通洞坑の中に入り、降車場からは歩いて坑道内の展示物を見ながら戻るようになっている。江戸時代の手掘りの様子から、明治・大正時代、昭和時代の機械化された様子までをわかりやすく理解できるよう、うまくできている。
 昨日はとても暖かい日だったが坑内はひんやりとして寒かった。しかし銅の埋蔵発見から、過酷な労働を強いられた時代の様子や鉱毒事件をめぐる時代のことをいろいろ知ることができて面白かった。朝二番目のトロッコ電車はまだ客が少なく落ち着いてゆっくり鑑賞できた。

 帰路、細尾峠(標高1,200m)を越える旧道に入った。ヘアピンコーナーの連続する1.5車線の急坂が連続する。冬季はゲートが閉められ通行止となるが、意外にも道は開いていた。ただ十分な除雪はされず、日陰のヘアピンカーブは決まって氷雪路となっていた。
 コーナーではやたらにスリップして尻を振り、何度も停止しそうになる。車輪を空転させながら慎重につづら折れの山道を上っていくと、標高1,200mあたり峠直下でズブズブの深い雪にタイヤをとられて進めなくなってしまった(k)。スコップやジャッキは積んでいなかった。
 四駆ならば楽に越えられるのだろうが、非力な前輪駆動車ではこれ以上先に進むのは無理だった。しぶしぶUターンして戻るしかなかった。でも、往きはよいよい、帰りは恐いのが凍結カーブの急坂(l)、あまり気持ちのよい下りではなかった。
 

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 今日は早朝の出発でいわき市へ。例によってパン屋と友人宅訪問。


日( )
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