観光客の全くいない静かな龍王峡 | |||||||||||||
鬼怒川遊歩道の中では龍王峡が最も人気があり、いつ行っても観光客の姿が絶えることはない。特にam7:30頃には駅前駐車場には台湾、韓国、中国からの観光客のバスが必ずと言ってよいほど止まっている。普通なら宿で食事中の時刻に、彼らは遊歩道いっぱいに広がって大声を出して歩いている。am8:00頃になるとようやく日本人の観光客がやってくる。 ふだんしゃがみ込んできのこなどの撮影をしていると、観光客から「なにを映しているんですか?」「食べれますか?」「What are you filming?」「What are you see?」と煩わしいほどに声をかけられる。径の狭いところでは集団をやり過ごすまで待たねばならない。 昨日龍王峡駅前の駐車場にam8:10頃に到着した。驚いたのは韓国人観光客らのバスがいなかった。さらに観光客らしき車が数台しかとまっていなかった。遊歩道を散策中ずっと誰一人として出会わなかった。過去何十回も歩いているが、こんなことは初めてだ。 予測通りきのこは少なかった。アミタケ(a, b)、ツエタケ類(c, d)、コガネヌメリタケ(g)、アミスギタケ(h)、アラゲコベニチャワンタケの仲間(i)、ホウキタケの仲間(j)に出会っただけだった。遊歩道脇ではモリアオガエルの卵塊を包み込む泡が池に落ち始めていた(e, f)。 帰路、鬼怒川公園駅前の公園に寄ってみると、マツの根元にハナビラタケが出ていた。前日の急な強い雨を受けてすっかり汚れていた(l)。 |
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